2018年9月1日 第9回 SAKURA-GMカンファレンス @徳島大学蔵本キャンパス スキルスラボ

徳島大学医学生サークル「地域医療研究会T-CoM」が主催する勉強会「SAKURA-GMカンファレンス」は、6年前に誕生し今回9回目となりました。

参加者は新入生から6年生まで計12人。指導陣は当教室スタッフの4人で、専攻医1年目の川人圭祐先生が「腹部診察のしかた」を、私河南が「illness(患者の病体験)」をレクチャーしました。
学年の幅が広く、教え方に工夫を要しましたが、6年生は研修医への備えと国試の知識補充に役立ち、低学年は模擬患者(メタボな指導医たち)を触診するワクワク体験ができ、笑いが絶えない中で良質な学びができました。
勉強会の名称は、『Shikoku Awa Kuramoto General Medicine 〜四国の阿波、蔵本キャンパス(徳大医学部)で、総合診療を学ぼう〜』と素敵な意味の頭文字をとっています。考案したのは、6年前に当教室の研究室配属生であった医学部3年生でした。その一人である川人くんが、いまや頼もしい総合診療医となり、後輩たちを楽しく指導している光景に感慨深く思いました。今回集まった学生たちの心に、総合診療を志す芽が育ちますように。